29日〜31日まで小学校の飛島体験教室にボランティアで参加させていただきました。
29日と30日が雨のため、予定していたスケジュールは大幅に変更。先生方は大変だったとおもいます。
でも、雨の中、島を巡ることも、島の方と相談しつつ、予定していなかった塩から作りや、昔の漁の網のガラスの浮きを作る作業も、楽しかった。
初日に予定していたイカ釣り体験も最終日変更。そして最終日はみごとに空は晴れ渡り、こどもたちはウキウキしながら、船に乗り込みました。
7艘のイカ釣り舟に分乗し出発。小型船ですからどうしても揺れます。そのうち沢山のこどもたちが船酔い。わたしも平静を装いつつ、じつはかなり船酔い。
「はやくおりたい・・・(こころのさけび)」
平然と船を操る漁師の方や、船酔いしている子を励ましながら元気に烏賊を釣り続けた子どもたちを、心から尊敬いたしました(*^_^*)
そんな船酔いで辛い中にあっても、烏賊がつれた瞬間は大歓声。やっぱり嬉しい。
そういうわけで、今回、雨のために予定していたスケジュール通りにならないとか、船酔いが思ったより辛かったとか、でも、予定外の活動が意外と楽しかったとか、やっぱりイカが釣れたのは、とてもうれしかったとか、そんな味わい深い2泊3日でした。
人が頭の中で計画した通りにも、思っていた通りにもならなかったからこそ、よかった。
それってなんだか人生と一緒だな。
自分が思った通り、計画した通りのことしか起こらない、体験できないなんて、つまらない。すでに頭で分かっていることなら、あらたに体験する意味もあまりない。
この世界はそんな人間の頭の中だけの閉じられたつまらない世界ではなく、人が思い、考え、計画することを超えた、神さまの出来事を体験し味わう世界なのだから。
ちょっと大変だったり、つらい出来事もちゃんと味わったからこそ、実感できた喜びをしみじみと味わった。そんな飛島の2泊3日。
すべての体験と出会いを与え導いてくださった神さまに心から感謝です。