「夜回り先生からのメッセージ」

 昨日、文化センターで行われた水谷修先生(夜回り先生)の講演会を聞きに行きました。
水谷修先生は、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを通して、多くの若者たちとふれあい、また全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、子どもたちの不登校や心の病、自殺などの問題に関わっている方です。


 先生の語られたことを、私の受け止め方で一言でいうなら、人は愛されなければ、人間らしく生きられない。しかしもっとも愛し合うべき家庭がいま、いらいらに満ちている。愛を取り戻してほしい。それが私なりに受け止めた、先生からのメッセージです。


一番安らぐべき家庭の中が、いらいらに満ちている。子どもの前で両親が喧嘩をするのは、幼児虐待ですよ、という先生の言葉に、ハッとし、反省させられます。


 講演が終わって、家に帰ると、妻とこどもたちが、お休み前のお祈りをするところに間に合いました。家族が一つになって、心を合わせて祈ることができる。


 わたしたちは、神さまの前に、ともに心を合わせて祈る祈りによって祝福され、守られていることを、改めて思い、本当に本当に心から感謝いたしました。


 この殺伐とした時代に本当に必要なもの。それは間違いなく神の愛であり、その愛を分かち合う、ともに祈る祈りなのです。


明日、10月11日週報巻頭言より