昨日、幼稚園からカマキリの入った虫かごを、持ち帰ってきたしおん。なんでも幼稚園の先生が捕まえたのだそうです。それで、持ち帰ってきてどうするのかと思ったら、えさとしてバッタを捕まえて、その虫かごにいれるのだというのです。
「え、しおん、そんなことできるの」
「できるよ」
「ふーん」。でも、虫取りの網もないし、正直無理だよなぁと思っていたのですが、家に帰ってから、しおんはお姉ちゃんと一緒に、キャアキャアいってバッタを追い回しています。家のすぐ横の草むらにいっぱいいるのです。バッタが・・・。
しばらくして、わたしを呼びに来た子どもたち。虫かごのなかには、カマキリと一匹のバッタが。素手で捕まえたのでしょう。
「やったのか」
「うん」
朝になって虫かごの中をみると、バッタの姿はありませんでした。ただバッタの片足だけが、虫かごの下に。
子どもたちは、「食べた食べた」と喜んでいます。
すごすぎる。あなたたちは、もうすっかり、一人前の酒田の子どもだ。
東京育ちのボンボンのパパには絶対できないよ。尊敬するよ。ほんとに。