イカ釣り漁船

 幼稚園のお迎えで通る港沿いの道に、小さなイカ釣り漁船がとまっています。
車だと、すぐに通り過ぎてしまう風景ですが、立ち止まってよく漁船を眺めると、湊町(みなとまち)酒田の風情が伝わってきます。
 去年、美香と一緒に幼稚園を卒園した、ある子のお父さんも、イカ釣り漁船に乗っている漁師の方でした。漁に出ると半年は帰ってこないといっていましたから、その方は、もっと大型の漁船なのでしょう。



巨大なライトが並んでいます。この光でイカを呼び寄せるのですね。
それにしても、大きすぎる・・・



 網の手入れをしている漁師の方をみて、つい、この聖書の箇所を思い出してしまいました。
「・・・ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。」(マタイによる福音書4章21節)


 あらためて、弟子たちが、舟と父を残して、イエスさまの後についていったというのは、ものすごいことだったと思います。それは、彼らのすごさではなくて、彼らをそうせざるを得ないようにさせ、新しい人生へと招かれる、イエス様のすごさです。