明日に架ける橋

 今日のNHKの番組で、「世紀を刻んだ歌『明日に架ける橋〜賛美歌になった愛の歌』」と言う番組をやっていました。明日に架ける橋、と言えばサイモン&ガーファンクルの最も有名な歌。この曲はS&Gが教会で聞いたゴスペルが元で、Bridge over deep water(深い水に架ける橋)と歌われていた原曲をS&GがBridge over troubled water(荒れ狂う水に架ける橋)と読み替えて作ったのが、この「明日に架ける橋」なのだそうです。
 ベトナム反戦運動の時代にアメリカで大ヒットしたこの曲は、アパルトヘイトで揺れていた南アフリカで、ゴスペル歌手のアレサ・フランクリンの歌としてヒットし、やがて現地で教会の賛美歌になっていきます。



<明日にかける橋>

君が落ち込んで憂鬱なときは
君の瞳から涙が溢れそうな時は
その涙をぬぐってあげよう
だって君の友達だもの
つらく悲しくて
頼れる人がいないときは
濁流にかける橋のように
僕が君のために身を投げ出してあげよう

君が打ちのめされたときは
あてもなく暗い街角をさまようときは
さみしい夕暮れが訪れた時は
君を慰めてあげよう
君の苦しみと代わってあげよう
暗闇が苦痛とともに立ちこめたときは
濁流にかける橋のように
僕が君のために身を投げ出してあげよう

もし友達が必要なら
君のそばについていてあげる
濁流にかける橋のように
僕が君の心を癒してあげよう



 この、「わたしのために身を投げ出してくださった」「橋」を、イエスさまのことと受け止めれば、これは見事な賛美歌になります。

 23日のクリスマス会のなかで、ゴスペル・ジョイの方々が、この「明日に架ける橋」を賛美してくださいます。感謝です。