初めての新来者

今日は主日礼拝。求道者のMさん御夫妻は、今日は欠席の連絡。しかし、東京から来てくださった常盤台教会の方々と礼拝を捧げることを楽しみに朝を迎えた。
 みなさんの帰りの電車の予定もあり、午前10時からの礼拝時間に変更。まず、9時から、常盤台の姉妹にも手伝って頂いて、子どもたちの教会学校が始まる。
 しばらくして電話がなった。「はい、のぞみ教会です」「あの、礼拝は何時からですか?」とご婦人の声。「今日は10時からですが・・」「駐車場はありますか?」「ええ教会の裏のツルハさんのところに、いつもとめさせて頂いています。お待ちしています」
 電話を切ってから、教会学校をしている彼女たちの所に飛んでいって、「た、大変なことが起こった」と、新しい方が来られるかもしれないと告げた。
 10時からの礼拝にこられたそのご婦人の、お顔をみて思い出した。先日、元エホバの証人の方々の証を聞かせていただいた中のお一人だった。まだバプテスマは受けておられないけれども、酒田キリスト教会の高橋先生御夫妻がフォローしておられた方だ。
 礼拝が終わって、その方といろいろとお話をする。わたしたちの教会にいってみたいからと、高橋先生に住所を聞いてやってこられたそうだ。

 楽しい時を過ごし、そのご婦人をお見送りして、その後常盤台の皆さんと昼食をとり、常盤台の皆さんともお別れ。
教会に戻ってきてから、高橋先生に電話する。「今日、○○さんが来られたのですけれども」「ああ、あの方は、実際にいろいろな教会にいって確かめてみたいのですよ」とお返事。
 エホバの証人の情報で、偽りを吹き込まれて、プロテスタントの教会は互いに信者争奪で争っているとか、牧師同士は仲が悪いとか、牧師は信者を、他の教会に行かせないで私物化しているとか、そんな偽りを刷り込まれているところがあって、いくら、そうではないと教えても、なかなか信じてもらえないところもあり、それではどうぞ、いろいろな教会をみてきてくださいと、そういうこと。でも、「他の教会にもいってみてください」という高橋先生の懐の大きさにその方も驚かれたということ。
 そういうわけで、その方の今後のフォローについては、私は遠慮させていただいて、高橋先生にお任せする旨、了解しあった。

 あらためて、教派をこえ、地域の教会が、信頼関係を持ち、協力関係を気付いていくことの重要性を思う。その上で、協力して元エホバの方々の受け皿になれたら素晴らしいこと。

 それにしても、この場所での初めての新来者が与えられて、常盤台の皆さんもよいお土産話ができたことでしょう。

主に感謝します。ハレルヤ