どうせ生き返るんじゃん

 どこかの新聞に載っていた記事だそうですけど、今、ゲームなどの影響もあるのか、子どもたちのなかに死人の復活を信じる子が増えているということを聞いて、ふーん、そうなんだー、と思いましたけど、そのことと、最近のの少年による犯罪を結びつけると「どうせ生き返ると思っているから命を粗末にするんじゃないか」という議論になるんですね。ちょっとびっくり。どうですかぁ。死人の復活を信じると、人は、命を粗末にするようになるんですかぁ。そうなら、死人の復活を信じるクリスチャンは、どうせ復活するんだからと命を粗末にしているようにみえますかぁ。現実はそうではないですよね。かえって、クリスチャンになると、神様から与えられた命を感謝して、大切に生きるようになるんですよ。実際は・・。
 確かに地上の命はいつかは終わる。でもそこで聖書のいっている「復活」というのは、この地上に生きている命をいったんリセットして、またやり直すような「蘇生」のことではなく、全く新しい神の国において朽ちることのない新しい命に「復活」をすることなんであります。その辺の理解の差が誤解を生むんだろうなぁ・・。