管直人さんの日記

http://www.n-kan.jp/bbs/index.html

●6月4日の日記から引用
「日本とローマ帝国の共通性、それは多神教にある。ローマ帝国のように敵対しした国の神でもどんどん認めるというのは日本人にとっては余り違和感はない。21世紀の平和の構築には宗教的寛容性が必要。キリスト教はもちろん一神教だが、バチカンでは世界の宗教対話を進めようとしている。」



ローマ帝国も戦前戦中の日本も、人を神と崇めなかったクリスチャンを迫害した歴史をお忘れ無く。
多神教が寛容だというのは幻想です。



●6月6日の日記から引用
キリスト教が全盛時代のヨーロッパから、キリスト教のそれまでの教えと矛盾するガリレオケプラーの地動説が生まれたのはなぜか。宇宙を含む全てのあり方は神が決められたことであり、その神の決めた自然界のルールを知ることは神の意志に添うこと。この考え方が当時の敬虔なキリスト教徒であった科学者が真理を探究する動機となった。東洋の思想は人間についての洞察は極めて深いが、自然に対してはそれをそのままに受け入れ、自然界のルールを探究するという自然科学の視点は生まれなかった。 」


よく勉強していらっしゃいますねぇ。