「パッション」二週連続一位

ニューズウイークのムービートップテンで、映画「パッション」(キリストの受難)は2週連続1位ですね。
http://www.nwj.ne.jp/

 アメリカで「パッション」が公開されたのが2月25日。この日は「灰の水曜日」で、教会暦では、ここから受難節(レント)が始まる日に上映開始されたということで、多くのクリスチャンが、教会でキリストの受難のメッセージを聞いて、そして映画「パッション」を観るとか、逆に映画「パッション」を観た後、教会でキリストの受難のメッセージを聞くとか、そういう教会の習慣の流れに乗って鑑賞されるだろうという計算された上映日設定もこの映画の成功に一役買っているのでしょう。ただ、それは逆を言えば、4月11日の復活祭以降は観客動員数が急激に落ちるかもしれないということですが。

 クリスチャンが少ない日本では、受難節も復活祭も終わった5月に細々と上映されるようですが、これが、もしクリスチャンが多い国だったら、アメリカと同時期に上映という可能性は大いにあっただろうと思います。