2017-11-24 生きるという苦役 「人は死んでしまえば もう生きなくてもよいのです。 苦役のようなわたしの人生ですから 交代の時が来るのをわたしは待ち望んでいます」(旧約聖書 ヨブ記14章14節) 生きることが苦役に思えるときがだれにもある。体や心が苦しいとき。死を苦役からの解放と信じて、憧れるもの。そんなときに「死ぬな」と、無理解に突き放されるよりも生きることの苦役に痛んでいる心の傍らでそっと寄り添い、共に痛む存在がいてくれたならきっと、人は生きていける。