「今」をちゃんと生きていたか

今日生きた時間の中で、ちゃんとその時を生きた時は、どれくらいあっただろう

過去の とがめや、未来への 思い煩いに、今日の大切な時間を、だいぶ使ってしまった気がする。

「あれは失敗だった」「ああしておけばこうはならなかった」とか、

「もし、こうなったらどうしよう」「ああなったらどうしよう」と、

そんなことを考えているときは、

いま、味わうことができたはずの、目の前にある小さな喜びの出来事、感動を、

逃してしまったのだ。

神さまは、過去でも未来でもなく、「今」、「現在」 働かれ、

今このとき、わたしのために語り、共にいてくださるお方。

過去や未来に心を奪われていないで、

今、ここに、ともにおられる、神さまとの交わり

祈りを大切にしたい





「祈りとは、『いま、ここ』にかかわる修練です。祈るとき私たちは、われらと共にある神、という名の神の御前に出るのです。祈るということは、今、ここで、私たちに語られる方に注意深く耳を傾けることです」(いま、ここに生きる / ヘンリー・ナーウェン)