感謝

shuichifujii2014-09-07

 今日は東北の仲間の教会が、酒田のわたしたちの教会を覚え、神さまに礼拝を捧げてくださる日。

ただただ、感謝です。

さて、わたしたち家族が東京から酒田にきて、この9月で9年目。

このブログはその最初からずっと書き続けてきたので、そのまま、こののぞみ教会の足跡の記録になっています。

写真は9年前の最初の頃の、日曜日の風景

長女は幼稚園の年長だったのが、今はもう中学二年生

年少だった長男は、6年生。

酒田で生まれた次男は、1年生

最初の頃のブログを読み返してみると、誰一人知り合いのいない酒田に移り住んだころは、子どもたちにずいぶん寂しい思いをさせたなぁと、思い起こします。

やがて、次男が生まれたころ、Tさん御家族と出会い、礼拝にも来てくださるようになりました。平日にも赤ちゃんだった次男を抱っこしに、お母さんと娘さんが来てくれたことも思い出しますね。当時高校生の娘さんは、そのころは少し心の弱さを背負っていましたけれども、今は、仙台の大学をでて、就職のために酒田に戻ってきているんじゃないかな。当時の彼女を知るものとしては、とても嬉しいことです。

 また、その頃、エホバの証人から抜け出てきた、Oさん親子と出会いましたね。礼拝にも親子でよく来てくださいました。お父さんと当時高校生の娘さん。今は、彼女は2人の子どものお母さんとなり、たまに教会に顔を出してくださいます。

 そういえば、「聖書を読む会」というものを、しばらく続けていました。会議室を借りて月に一度集会をしていたのですが、その頃チラシを見てきたSさんHさん、当時公益大の学生のOちゃんや、教会の近くに住んでおられたIさんとの出会いがありましたね。Iさんは自転車で日曜日の礼拝によく来てくださったことを思い起こします。

 20代の青年で、いろいろ手伝ってくれたHさんや、英語教室や子ども会も手伝ってくれたSくん。茅ヶ崎から研修で酒田に来ていたSくんは、しばらく礼拝で賛美歌の伴奏をギターでしてくれました。みんな最初は心の傷や弱さを抱えながらやってきて、このちいさな教会の出会いの中で、元気をもらって巣立っていった青年たち。

 震災の年にHさん夫妻が礼拝に来られるようになって、やがてお二人とものぞみ教会のメンバーになられましたね。

そのほかにも礼拝や相談、「のぞみキッズ」や英語教室に来られた方々のことを書き出したら、きりがないのでやめておきます。

 ただ、最近のことをいえば、ちょっと辛い状況を背負わされているお母さんがたと、妻は何人も出会わされていて、これは神さまが出会わせているな、ということは感じているんです。

9年前には、なんにもないところに落ちた種だったんですけど、関係という根や茎や枝は、だんだん育ってきたんですね。

それもこれも、約20年前、この酒田に福音の種を蒔こうって、東北の仲間の教会が決断して、種を蒔き始めて、いまだに祈りつづけ、支えてくださっているゆえ。

あらためて、感謝申し上げます。


新約聖書 マルコによる福音書4章30節〜
「イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。

それは、からし種のようなものである。

土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」