共感

 今日は秋田教会の村上先生ご夫妻と、わたしたち夫婦で

 昼食を共にしながら、よい交流させていただきました。

 元気をいただきました。感謝です。

 さて折しも、今日の午後郵便ポストに、牧師会(東北にある仲間の教会の牧師さんたちの会合)の案内が入っていて、そこに「牧師のコミュニティーのあり方」などについて考えたいと書いてあったんです。

たしかにこれは大切なテーマだなぁと思いますね。

まあ実は牧師のコミュニティー造りも大切だけれども、牧師の伴侶のコミュニティーのほうが、もっと大切なんじゃないかって、わたしは思っているのですけどね。

さて「コミュニティー」造りに大切なのはなんといっても「共感」

「そうそう、そうなんだよねー」
「わかる、わかる、その気持ち」

 そんな相手の気持ちや感情に「共感」し、言葉を掛け合うこと。これは仲間つくりになくてはならないこと

その「共感」の言葉によって、「ああ自分だけじゃないんだなぁ」とか「自分は一人で頑張っているんじゃないんだなぁ」という、

それぞれが置かれた現場や現実にたいする、慰めや励ましをいただけるから

それこそ「コミュニティー」の存在理由でしょう。

確かに、立場が違うとなかなか「共感」することは難しいものです。

ついつい「共感」の言葉より、自分の「意見」ばかりを言いあってしまうもの。

プライドや強さは、互いの関係を繋ぐというより、溝をつくりやすい。

むしろ「強さ」ではなく「弱さ」において「共感」は生まれるものです。

みんな、実は「弱い」から。

その「弱さ」への「共感」こそが、人と人を繋ぐんですね。