「英語教室とこどもの居場所」

shuichifujii2014-04-22

 クリスチャンの経営者が、教会の働きのためにと、特別に安い使用料で、子どものための英語学習プログラムを提供してくれました。


プロジェクターやタッチペンを使い、英語の絵本が動画になって、子どもたちが飽きずに続けられる工夫がされているすぐれたプログラムです。

アメリカのブラウン大学が監修したよくできた教育カリキュラムなので、わざわざ外国の人を雇う必要もないし、教会でおこなうので、教室の場所を借りる経費もかかりません。

そのぶんレッスン代を思いっきりおさえています。そしてそもそも、「こどもの英語教室」が本業ではなく、教会の地域への奉仕活動であるので、維持費程度でやっています。昔の寺小屋のようなものです。


それでも、長く続けている子は、幼稚園の年少から初めて、今年2年生です。4年目になりました。

 よく知らない人は、英語教室というと、単純にネィティブの外人さんがいいと思っていますけれども、英語が話せるというだけで、教育の素人の方が、4年間も子どもたちに言葉を教えつづけることは無理なんです。わたしたちが日本語ができるといっても、まったく日本語を知らない外国の子に、4年間も飽きさせないで日本語を教えることが無理なように・・・

 このキッズブラウンの優秀さ、実績は、実際ここで学んでいるこどもたちの姿を一度見ていただければわかると思います。

 さて、今年も新学期が始まりました。4月からは、学童にいきながら、夕方5時からの英語のクラスに来ていた子のなかで、放課後に学童には行かないで、学校の近くにある英語教室(教会)に、直接来てもいいようにすることにしました。

 具体的には、英語クラスのある月、火、そして子どもたちの自由な居場所として教会を開放する「ピーターさんの庭」をする水曜日は、わたしか妻が午後3時前からいつも教会にいて、夕方まで子どもたちを見守ることにします。

 そうなりますと、見かたによっては「こども英語教室付き、学童(子どもの居場所)のような感じにもなります。共働きの核家族が増えてきた現代にあっては、こういうありかたがこれからもっと求められていくことでしょう。

 そして、子ども英語教室の大切な目的の一つに、子どもたちに、神さまが愛していることを言葉と存在を通して伝える、ということがありますので、レッスンの前には一緒に短く神さまにお祈りし、時々に福音をお伝えします。

 小さい時にこそ、神さまに愛されている子として、まっすぐに育っていってほしい。それを伝えることが、教会のするべきことですから。

 そういうわけで、新学期が始まりすこし落ち着いたこともあり、新しい子どもたちとの出会いを求めて、こども英語教室のチラシをあらたに作りました。

 車ではなく、歩いて教会までこられる子のために、学区内の家家に歩いて配ります。

 新しい出会いに期待しつつ。