一緒に歌いたい

 わたしの家族は「あまちゃん」が好きで、夕食の時間には撮ってあったビデオを毎日みていたんです。そして「潮騒のメモリー」なんて一緒に歌ったり。

親も子も、幼稚園の子も思春期の子も、一緒に同じ歌を歌える。

それは心がつながる瞬間。そこに深い喜びがある。

一緒にこころから歌える喜び。

毎週、教会にあつまって、賛美歌を一緒に歌うのは、神さまに愛されている思いや感動を共有し、つながり合いたいから。

お寺や神社で、一緒に歌うということはまずない。横にいる人とつながり合う必要を感じていないから。神や仏と自分がつなればいいから。

でも、イエス様が教えてくれたのは、神さまって、ある場所のような抽象的な概念とか、像のようなやものとして個人的に出会うんじゃなく、神さまに愛されているわたしとあなたが、心つながる中でこそ出会える。いや、そんな心つながる現場で出会っている、ということなんだよね。


だから教会は、毎週一緒に歌うし、一緒に歌いたいんですよ。