自分の子どもを救う最も良い方法

shuichifujii2013-08-29

自分の子どもが一番かわいい。それは当然。

だから、自分の子どもが、ほかの子より、良い教育をうけ、受験で勝ち、よい大学を、と願い、それが子どものためだと、親は考えるかもしれない。

でも、自分の子さえ良ければと、近視眼的に振舞うのは、本当にわが子のためになるか?

そういう「わが子さえ良ければ」という親の振る舞いは、結局、生きるか死ぬかの競争社会を温存することになり、そんな不平等、不安定さが増す世界の中で生きていけと、愛するわが子に強いていくことになるのではないか。

今でも、多くの若い子たちが、ドロップアウトの苦しみを味わっている。
彼らは、親の世代の価値観がつくった、今の社会の犠牲者なんじゃないか。

実は、わが子を救うもっともよい方法は、「自分の子だけが勝ち残ればいい」という振る舞いをやめて、すべての子が救われる世界を願うことなのだ。弱い人も、強い人も、自分らしく、共に生きられる世界。つまり、すべての子が救われる世界こそ、本当の意味で、自分の子を救う世界なのだから。



新約聖書のことば

「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。」1テモテ2賞4節

「実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました」テトス2章11節