導き

shuichifujii2013-06-12

 酒田地区私立幼稚園PTA連合会(幼P連)って舌を噛みそうな、長い名前の集まりがあるんです。

つまり、酒田と遊佐町の私立幼稚園のPTAの集まりなんですけど、毎年、各幼稚園の順番で会長を決めていて、

今年はうちの子が通うふたば幼稚園から会長を出す番が廻って来て、ふたば幼稚園のPTA会長が自動的に幼P連の会長になるんです。

つまりわたし。

9の幼稚園があるから、9年に一度。ちょうどその時に幼稚園に子どもがいて、しかもそのとき、幼稚園のPTAの会長をしている、という条件がぴったりそろう確率って、どれくらいなんでしょうねぇ。かなり低いことは間違いない。

12日の夜。総会と懇親会があったので、新会長としてこんな挨拶しました。

「わたしの友人に、『こんど幼P連の会長をすることになった』と言ったらですね、『いやーあれはなりたくてもなれるもんじゃないよ』って、妙に感心されましてねぇ。
わたしは別になりたくはなかったんですけど(笑) たまたまといえばたまたまなんでしょうけど、ただ、自分の意思とか選択ではどうにもならないところで、今、ここに立っていることは間違いないんですよね。」


「きっと、ここにいる幹事のみなさんも、だれかに頼まれたとか、ほかにだれもいなくて、とか、そんな自分の意思とは違う理由で、ここにいらっしゃるかたもおられるでしょう。そしてわたしたちは、ここで顔と顔を合わせている」


「これは、仏教の幼稚園さんなら、仏さんの縁といわれるでしょうし、うちはキリスト教の幼稚園ですから、こういうのを『神さまのお導き』っていうんですよ。そんな貴重な出会いに感謝して、楽しく一年一緒にやっていきましょう」

みたいな。

牧師だからね。やはり神さまの話はしないとね。

そのために神さまがこの立場に導いたんじゃないかなって、ホント、わたしはそう受け止めているのでね。


詩篇23編
23:1 主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
23:2 主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い
23:3 魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。