地の親、天の親

shuichifujii2013-04-12

 椿。あと一歩で咲きそうなんだけどなぁ。

 今日、ラジオの人生相談を聞いていたら、子どもの問題で、自分を責めている母親が出ていた。

 たしかに親の育て方が悪かったから、こうなった、といいたいこともあるだろうな。

 親の方も、子どもの問題を見て、自分がああしたからだ、こうしたからだと責めることもあるでしょう。

 でも、一方で親と子の沢山の傷や失敗を乗り越えて生きている人は沢山いるはずだよね。

 親のせいや境遇のせいにするのは、結局自分が不自由になることでしょう。

 自分は自分の良心に従って生きると決めたらいい話。誰かのせいにしないのが自由な生き方。

 親のほうも、自分を責めたくなることもあるでしょう。

 でも、どのような親も、もともとこども出身、赤ちゃん出身なのだから、どこまでいっても、間違いや失敗、欠けだらけの人間であることには違いない。

 だから、人間が人間を育てるなんて、そもそもおこがましい話じゃないですか。それでも、なんとかそれをやってきて、滅びなかった人類はすごい。神さまの憐れみと導きがあったから、守られてきたに違いない。

 親だって、完璧な神さまではないのだ、とわかったらゆるせるようになるんじゃないかな。自分も親になったら、同じことをするかもしれないし、と思ってあげたらいい。

 自分を存在させた神さま。それこそが天の親。100%愛の親。

 そのことさえ分かって受け入れることが出来たら、自由になれるんだよなぁ。

 あ、もしかしたら、自由など望んでいないのかも・・・。