今朝、子どもたちの小学校で読み聞かせ。
私は6年生。長女のいるクラスでした。
選んだ本は
ちいさなリース―Wreath of love (フォレスト・ブックス)
- 作者: さかもとふぁみ
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 大型本
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冷酷な役人によって、多くのクリスチャンの命が奪われます。
その役人に父と母を殺された少女が、その役人の家の玄関に毎日、花のリースを飾るのです。
父と母がいつも語っていた「あなたの敵を愛しなさい」というイエスさまの教えを思い起こして
その役人はその少女と出会い、「あなたの敵を愛しなさい」と語る彼女の言葉に心溶かされ変わっていく・・・・
そんな実話に基づいたストーリーです。
6年生ですから、この国の政治のこと、世界の歴史や政治などにも視野と興味を広げていってほしいなと思います。
16日に衆議院選挙がありますし。
国のリーダーを決めるために、国民一人ひとりが等しく投票する権利をもつ国と時代に生まれてきたのですから。
でも、どのような政治形態、政権のもとであろうと、不完全な人間の手では、完全な正義と平和は実現しえない。不正義と悲しみ、そして憎しみは、どうしても存在するでしょう。
ゆえに、憎しみに憎しみを重ねないように、赦すこと、赦されるということを、この世界はどうしても必要としています。
そして、赦すこと、赦されることが起こるとすれば、それは、人の努力ではなく、神のくださる恵み。
赦し赦される現場があるとすれば、そこはまさに神の国。
天の父の導きの中で、子どもたちの心のなかに、なにか一つでも大切な思いとして残りますように。
新約聖書マタイによる福音書 5章44節〜45節
「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。」