今日の黙想

エスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む」14章23節


 昔、友達の友達が、独り暮らしよりも結婚したほうが経済的だから、一緒に生活したほうがいい、ということを言っていた。とても合理的な彼は、その後結婚したけど、今でも結婚生活を続けているのかなぁ。

 一緒に住むということは、お互いの言葉に触れ、影響しあい、変化し、成長することなのだ、というのは、結婚すればいやでもわかってくるもの。
うちはテレビがなく、特に食事の時などは、互いにひたすら話し続けるしかないので、なおさらそのことを実感する。

 でも、そんなこと煩わしいと、互いに言葉を交わず、経済的な事情だけで一緒にいるだけなら、昔流行ったホテル家族ということかな。確かに経済的で合理的かもしれないけど、ただそれだけのこと。そして、金の切れ目が縁の切れ目。


 わたしのなかに一緒に住んでくださっているイエスさまは、ただ、一緒に住んでいる、ということではなくて、み言葉を語りつづけているのだから、言葉に触れて、影響を受けて、変わりたいし、成長したい。いや、そう出来るはず。これは自分自身の気づきと意識の問題だな。いずれにしろ、ホテル家族じゃつまらない。