温かな心に触れ

 先日こちらに来られた仙台の宣教師ご家族。そのお父さんのIさんが、仙台からバスを乗り継いで、酒田に来られました。先にこちらに来た娘さんの宣教師家族が乗ってきた車を、仙台に乗って帰るためです。

 Iさんは、仙台で困窮している関係者の方々のために、酒田の物資をたくさん積み込み、すぐに仙台に戻ることになります。そして、宣教師の娘さんご家族は、この後また、この酒田から違う場所に行くことになっています。

 娘さん夫婦、お孫さんと、Iさん、しばしのお別れです。

 しかし、どこにいても、主はともにいて私たちを守ってくださる。そのことを信じて、涙を流しつつ、みんなで一緒に祈りました。詩編121編を読んで。

 さていよいよ仙台への車が出発するとき、教会の真向かいにお住まいのご夫妻が、「ちょっとまって、これ、もっていって」と食材を持たせてくれたのです。

 その方の会社も震災で大変な被害を受けておられると、後から聞きました。

 温かな心に触れ、本当に、本当にうれしく、慰められました。

 今、神様に生かされている。そのことの喜びをいただきました。

 主は私たちとともにいてくださいます。希望をもって、感謝を忘れず、前を向いて生きていきたいと願います。

 このブログを読んでくださる方にも、主の平安がありますように。

主に感謝します。

詩編121編
目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。
どうか、主があなたを助けて/足がよろめかないようにし/まどろむことなく見守ってくださるように。
見よ、イスラエルを見守る方は/まどろむことなく、眠ることもない。
主はあなたを見守る方/あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
昼、太陽はあなたを撃つことがなく/夜、月もあなたを撃つことがない。
主がすべての災いを遠ざけて/あなたを見守り/あなたの魂を見守ってくださるように。
あなたの出で立つのも帰るのも/主が見まもってくださるように。今も、そしてとこしえに。