聖霊の働きかけ

 今日の夜のお祈り会は、TRさんとTYさんがこられて、ご一緒にお祈り。最近、お祈り会は家族で守ってきたので、嬉しかったです。


 聖書は旧約聖書出エジプト記から、イスラエルの民が紅海を渡る出来事。前は海、後ろはエジプト軍という絶体絶命の時。


 そこで語られたモーセの言葉が心に響きます。


モーセは民に答えた。「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。あなたたちは今日、エジプト人を見ているが、もう二度と、永久に彼らを見ることはない。 主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい。」(14章13節〜14節)


 TYさんも、「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いをみなさい」という言葉が心にとまりました、といわれます。主に委ねる平安を、今、感じておられるのでしょうか。


 TRさんは、「今まで、人の忠告を聞かないで、自分を信じて突き進んでは、痛い思いをすることを繰り返してきました。それでも、まだ人のいうことは聞かない自分ですが、聖書の言葉にだけは聞き従いたいと思うのです」と言われます。神の御言葉の真理を、現実の力として体験しておられるのですね。



 聖書とは、神の霊によって導かれた人々によって書かれ、編集され、正典にまとめられた神の言葉です。神の霊の導きによって書かれた聖書ですから、読むときも、神の霊に導かれることで、時を越え、今の自分に対して語っておられる、神の生きたみ言葉となります。


 そこに真理の霊、聖霊の働きがあります。御言葉が心に響くとしたら、それは、聖霊の働きかけを、受けているからにほかならないのです。


「何よりもまず心得てほしいのは、聖書の預言は何一つ、自分勝手に解釈すべきではないということです。なぜなら、預言は、決して人間の意志に基づいて語られたのではなく、人々が聖霊に導かれて神からの言葉を語ったものだからです。」(新約聖書 2ペテロ1章20節)


「しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。・・・」(新約聖書 ヨハネによる福音書16章13節)