2人で1人前

 今日は梅雨らしい雨。
 嗣音が幼稚園でお友達とぶつかって、ボクサーのように、目の上を腫らして帰ってきました。別に痛くはなかったみたいで、本人はいたって平気。親のほうが「なんだか痛々しいなぁ」と心配顔。


 子どもが三人いると、心配事も三倍。そして、お母さんが子どもを心配する気持ちは、お父さんの数倍。百倍かも。(人にもよるかな)


 わたしは、いつも子どもに対する配慮のなさを、妻におこられます。

 わたしは、理屈が先です。合理的に考えようとします。妻は情緒が先です。人の心を感じる感性が豊かだと思います。


 彼女の意見に耳を傾けないでことをなすと、大抵失敗します。自分にはかけている部分を、彼女はもっているのです。


 男性と女性は、感じ方や思考の仕方において、本当に違います。


 違うのは、違いを責めるためではなく、お互いの足りないところを、補完しあうためでしょう。


 お互いがお互いを必要としています。2人で1人前なのです。


 神様がそのように男女を造られたのですね。


「人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」
こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。」
(創世記2章23節、24節)