第12回聖書を読む会

shuichifujii2008-06-28

 もう、聖書を読む会も12回目となりました。証は妻の母、メッセージは山形キリスト教会の川上先生にお願いいたしました。


 仙台からMさんはバイクで。あまりにかっこいいバイクなので、びっくり。
お土産においしいお米をいただきました。ありがとうございました。


 山形教会からは川上先生ご夫妻、Yさん、Kさんの4人、酒田からはTさんご夫妻、Oさん、Yちゃん、Hさんの5人。そして妻の母、わたしたち家族の5人。全部で16人(子ども3人)。


 いつも参加してくださるMさんは、ご用時のためお休み。


 
 さて、もう12回と書きましたけれども、まだ、12回というほうがいいのかもしれないですね。


 振り返ってみれば、わたしたちが酒田に来る前、2年間民家先生のお働きがありましたけれども、その前は、山形や秋田、仙台等々の教会から、月にいちど酒田にやってきては、毎月一度、会場を借りて、同じように、土曜日の午後、集会をしていたのでした。


 当時の記録をみると、ホテルなどの会議室を借りて月に一度行った集会は、全部で47回。実に、12回の4倍です。4年です。


 当時の出席者の記録を見ると、酒田の方で、一〜二度出席してくださる方は何名かおられましたが続かず、最終的に、継続的に集会に参加してくださったのは、Mさんご夫妻とSさんのみでした。(しかしやがて、Sさんは高齢のため参加できなくなります。)


 その後、事務所の二階を借りて月に2回の集会。その後、民家先生ご夫妻を招き、現在の教会の借家を借りて、毎週の日曜日の礼拝が始まりました。


 しかし、民家先生がいらした時、酒田の方で、日曜日の礼拝に参加してくださったのは、Mさんご夫妻が月に一、二度のみ。


 その後私たちが酒田に来た当初も状況は同じです。その時点で、すでに約10年の時が経っています。


 そのような長い冬を忍耐してきたからこそ、今、毎週の礼拝に、5人の愛すべき方々が来てくださることは、大きな喜びなのです。



 さて、今日、川上先生がお話なさった聖書の箇所は、「狭き門から入りなさい」というところでした。


 キリストは、「狭き門から入りなさい」と語りましたが、その直前のところでは、「自分がしてほしいように、人にもしなさい」と言われています。ですから、この狭き門とは、「自分がしてほしいように、人にもする」という聖書の示す愛に生きる道。その道へと通じる門といえる。



 さて、この門は、競争が激しくて、がんばらないと入れないから、狭き門なのではないのです。


 競争が激しいのなら、人気がある門です。みんながその門から入りたいという門は、狭き門ではなく、広き門です。


 それを願う人が少ないからこそ狭き門なのです。


 そういう意味で、今、私たちのちいさな教会に、毎週礼拝を捧げに来られる、愛すべき方々は、狭き門を選んでやってきた方々なんだなぁ、とわたしは思っているのです。


「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。
しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」