すばらしい悲しみ

 今日は雨。車のタイヤを夏タイヤに交換。中高生、青年のための修養会の準備。

 

すばらしい悲しみ―グリ-フが癒される10の段階

すばらしい悲しみ―グリ-フが癒される10の段階

  • 作者: グレンジャー E.ウェストバーグ,水澤都加佐,水澤寧子
  • 出版社/メーカー: 地引網出版
  • 発売日: 2007/10/20
  • メディア: 単行本
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先日仙台に行った折に、キリスト教書店で買ってきました。
薄くて読みやすい本ですが、内容は深いです。

悲しみが癒されていく10の段階に沿って詳しく語られていきます。
目次から
1、ショック状態に陥る
2、感情を表現する
3、憂うつになり孤独を感じる
4、悲しみが身体的な症状として表れる
5、パニックに陥る
6、喪失に罪責感を抱く
7、怒りと恨みでいっぱいになる
8、元の生活に戻ることを拒否する
9、徐々に希望がわいてくる
10、現実を受け入れられるようになる

1962年の出版以来、世界で200万部、つまり200万通りの悲しみの寄り添った本だそうです。

心に留まった言葉を、紹介します。

「ショック状態とは、一時的な現実逃避です。一時的であるならば、それは良いものなのです」

 
「聖書は明らかに告げています。信仰の勇者が苦難に襲われた時、彼は激しく泣くということを」


「大きな喪失への対処と身体的な病気との間には、これまで私たちが考えていた以上に深い関係があるのです」


「悲しみの時に何事にも集中できないのは、悲しむことと同じくらい自然なことなのです」


「罪を深く悔いて告白することは、私たちが捧げる礼拝の一部なのです」


「もっとも敬虔な人々でさえ、怒りや恨みを持つことがよくあるのです」


「現代の生活様式は、人前で嘆き悲しむということを、より困難にしています」


「私たちは周囲からの温かな愛情と励ましを必要としています」


「大きな喪失の時、人は成熟した信仰を持つようになり、神との特別な関係を体験するのです」