美はどこから・・

今日は、美香が学校で少し熱を出したので、早退。妻はこのところあかちゃんにかかりっきりなので、「僕が勇希を見ているから、髪でも切ってきたら」と近くの美容院に。少しは気分転換になったかな。


 近くの教会の印刷機を借りて、「のぞみ」を印刷。近隣に配布。夜は酒田吹奏楽団の練習。


 今度の土曜日の午後、希望ホールで本番があります。金管10重奏2曲と吹奏楽で一曲演奏。


 昨日、中学校の吹奏楽部の先生から、宮田四郎氏のコンサートの問い合わせ。また、コンサートのあとのワンポイントレッスンを生徒に受けさせたいという学校からの連絡もいくつかありました。今回の企画の中に、ワンポイントレッスンを入れたのは、正解でしたね。感謝。


 酒田は吹奏楽やオケが盛んな所だと思います。合唱は、隣の鶴岡の方が盛んだと聞きました。いずれにしろ、文化芸術に対する関心や意識は高いですね。


 写真も盛んなようで、写真家の土門拳の記念館もありますし、自然の豊富な庄内は、被写体にことかきません。


 それにしても、美、というものは、不思議です。みんなが、あるものを美しいと感じるからこそ、芸術というものが成り立ちます。もし、あなたは美しいと感じるようだけれども、わたしは感じない、ということなら、芸術はなりたちません。嗜好の違いはあるにしても、しかし、美しいものを美しいと感じ、感動する共通の感覚が人間にはあります。不思議だなと思います。そして、美とはいったいどこから来るのでしょう。


 この世界が神もなく、ただの偶然の産物なら、絶対的な美の感覚は存在しえないはずです。究極の存在、崇高なる存在がおられるからこそ、人間に共通する美の感覚がある。人は、美に感動し、美を求めることを通して、その向こう側にある、究極の存在、崇高なるお方、主を求めているのです。


<楓(かえで)が色づき始めた、山居倉庫>