元エホバの方の証 二日目

今日は曇りのち晴れ。ところがなぜかお昼時、一瞬大雨。また、外に出しておいたトラクトぬれました。
 午前中、昨日の続きで元エホバの証人の方の証を聞きに妻と酒田キリスト教会へ。30年以上長老をしていた方の話。ロシア文学で聖書に興味をもって、聖書を学びたくてカトリックの教会に行ったが教えてくれず、そんなときエホバの証人の婦人に出会って、そちらに引き込まれてしまったご自身の過去のお話。その他いろいろ聞かせていただいた。
 教会やキリスト教文化をとおして、福音の種がまかれ、聖書にこころ開いたところで、ものみの塔が「聖書を学びませんか」といって、偽りの教理を刷り込み、刈り取っていってしまうとするなら、これは大きな問題です。このことに無関心であったことは無責任でもあったと思わされています。


 この問題に取り組んでいる方の書いたガイドブックにこういう文章がありました。
「間違いに気付かれた元エホバの証人や、元研究生の方は、例外なく、エホバの証人に真実を知らせたい、と言われます。その中のある方は、「クリスチャンは、私たちが訪問したとき、どうして『あなた方は間違っています』と言ってくれなかったのでしょう」と泣かんばかりに訴えられました。別の方はもっと率直に『あなたがたはマインドコントロールされていますといってください』と言われました。それは、聖書を信じていると思っていたのに、それがこれほどのまやかしであった、ということに気付かれた方の痛切な叫びでしょう。



 クリスチャンが、エホバの証人の方の訪問を受けたときの、具体的な対応は、紋切り型ではなく、その場その場の知恵が必要でしょう。ただ、いずれにしろ、相手を異端として安易に関わりを絶つまえに、その方を憐れみ、愛する知恵と力と忍耐をイエスさまから頂きつつ対応するならば、なにか状況は変わっていくのではないかと思います。