優しそうな感じ・・じゃなく

元 オウム真理教の麻原教祖に死刑の判決がおりました。

 あのようにひどいことを指示した彼の、しかし第一印象は、弟子達によると、「非常に優しそうな感じで、一切を拒否しない包容感を感じた」そうです。上佑は、「私は尊師の愛に惹かれた」ので入会したと語っていたといいます。

 本当の愛とは「優しそうな感じ」とか「なんでも受け入れてくれる感じ」ではないのです。
 自分を愛させようとすれば、人を奴隷にしてしまいます。それは本当の愛ではありません。宗教者が一番自戒しなければならないことです。

「主は霊である。そして、主の霊のあるところには、自由がある。」(2コリント3:17)

教祖ではなく、神を愛するときに、人は本当の自由を手に入れます。

共に神を愛し、共に神の戒めに生きれるよう励ましあう。それが、本当の愛だと思います。