終わりのない「日常」を生きぬいていくために、
人は、時々に「脱日常」の時間、
つまり「祭り」を必要としているのだけれど、
都市に住む人は、地方からの流入者が多く、
土地に根付いた「祭り」が無いか、あってもなかなか入れなくて、
「脱日常」できないフラストレーションが
溜まっているでしょう。
そこに、
土俗性がなく、だれでも入りやすい外来の祭り、
「ハロウィン」が、
都市部に住む人々の「脱日常」の欲求を、
お手頃に満たすインスタントな「祭り」として、
利用されるようになった、と言うことなんじゃないかな。