今日の黙想
イザヤ書13章
「わたしは、世界をその悪のゆえに
逆らう者をその罪のゆえに罰する。
また、傲慢な者のおごりを砕き
横暴な者の高ぶりを挫く。」11節
イザヤが幻に見た、バビロンへの審判の言葉
まだ、バビロンが台頭する時代の前に、傲慢を主が砕かれると語られている。
主が歴史の主であるといわれることの所以は、こういう個所にもあるのだろう。
歴史の流れの中で、さまざまな大国が、入れ替わり立ち替わり、傲慢に振る舞った。
そして今に至るまで、傲慢に振る舞う大国は、いつの時代もあらわれる。
しかし、歴史を導いているのは、それらの大国ではなく
傲慢な者のおごりを砕き
横暴な者の高ぶりを挫く。
天地を造られた主であることに、信頼し
心安らかでありたいし
自らの国が、そのようなことにならぬように
憐れみを祈りたい