歴史の主

今日の黙想

イザヤ書13章

「わたしは、世界をその悪のゆえに
逆らう者をその罪のゆえに罰する。
また、傲慢な者のおごりを砕き
横暴な者の高ぶりを挫く。」11節

イザヤが幻に見た、バビロンへの審判の言葉

まだ、バビロンが台頭する時代の前に、傲慢を主が砕かれると語られている。

主が歴史の主であるといわれることの所以は、こういう個所にもあるのだろう。

歴史の流れの中で、さまざまな大国が、入れ替わり立ち替わり、傲慢に振る舞った。

バビロンの後はペルシャギリシャ、ローマ

そして今に至るまで、傲慢に振る舞う大国は、いつの時代もあらわれる。

しかし、歴史を導いているのは、それらの大国ではなく

傲慢な者のおごりを砕き
横暴な者の高ぶりを挫く。

天地を造られた主であることに、信頼し

心安らかでありたいし

自らの国が、そのようなことにならぬように

憐れみを祈りたい