教会のなかを、世代でグループ化することの良さと限界を思うんです。
たとえば高齢者のグループでは、高齢者の課題を出し合い、共感し合うことまでは出来るけれども、その課題の解決やサポートまでは高齢者には難しい。
同様に、子育て中の方のグループで、今の課題を出し合い、共感し合うことは出来ても、課題を抱えている人同士では、サポートしあうことまでは難しい。他の世代の協力が
必要な場合が多いのです。
つまり、自分が今抱えている課題を共感しあうための、交わりも必要だけれども、
むしろ、
たとえ互いに共感は難しくても、また利害が違うことがあっても、
互いに、神に愛されているいのちとして、
共に生きていくことを願い、譲り合い、助け合う
そんな、イエスさまが真ん中におられて、
お互いを繋いでくださっているのが見えるような交わりこそが、
教会の大切な賜物であり、
互いを豊かにしてくれるものなのだよね。