5日の午後。古い友人が教会を訪ねてくださいました。
自衛隊の音楽隊で働いていた時の後輩です。
最近フェイスブックで繋がり、交流していたのですけど、
私が花小金井に来たこともあり、用事の途中で教会に寄ってくれたのでした。
懐かしい再会と積もる話を、牧師室で2時間ほど
彼は教会は初めてだったようだけど、せっかくだから最後に一緒に祈ろうねって、お祈りできて、感謝。
おもえば、18年前。自衛隊をやめたときは、夜学の神学校に通いながら、昼間、東上線の成増駅にある、吉野家でアルバイト生活をしていたことがあったのですよ。
まあ、神学生といえば聞こえはいいけれど、その神学校を出たからといって、先が決まっているわけじゃないし、なんの保障もサポートもあるわけもなく、ただ、そう導かれてしまったので、30歳を過ぎてから、昼はアルバイト、夜は神学校の生活をしていました。
4時間働くと、牛丼の並を、賄いとして食べていいんだよね。それで食費を浮かせたい、というのもあったし、そもそも、音楽ばっかりやってきたので、人を相手に頭を下げる仕事をしてみたい、というのもあったので、牛丼屋にしたんです。
その牛丼屋に、彼、食べに来たことがあるんだよね。「大盛りねぎだくでお願いします」(ねぎだくとはねぎをいっぱいいれてねという意味)なんて、特別注文してねぇ・・・・。わすれもしませんよ(^_^;)
あの頃は、これから自分の人生はどうなっていくのかまったくわからないまま、心に示される通りに、歩んでいったわけだけれど、きっと、当時の音楽隊の仲間たちは、バブルもはじけた不景気突入という時代に、親方日の丸の、公務員をやめてしまって、藤井は生きていけるのかなって、心配した人もいるんじゃないかな。
まあ、あとの人生の歩みについては、プロフィールをみてやってください。
そういうわけで、自衛隊をやめて2年後、私の結婚式に彼が来てくれたとき、以来の再会、ということで16年ぶりなんです。
そう思うと、感慨ぶかいですね。
地上の人生は、
永遠の天に向かって歩むようにと、
神さまの下さった冒険の旅路ですから、
これからも神さまの愛を信じて、目先の金や立場や保障にとらわれず、
神さまに導かれるまま、恐れず、自由に、旅をしていきたいな
16年ぶりに彼と再会して、あらためてそんなことを思う今日この頃。