シンプルに

本当は真理とはとてもシンプルなんじゃないですか

なにか頑張って追求した先に、やっと悟り、見えるようなものではなくて、

実は、当たり前すぎるほど、もうすでに知っていることだったりする

問題は、その本来シンプルなものを、

わざわざ複雑に考えようとして、混乱させていることじゃないかと思うんです。

昔の黒電話は、電話しかできなかったので、存在理由も目的も明確でした。

でも今、電話は携帯となりスマフォとなり、付加機能が増え、

電話だけではなくて、ビデオも見れたり、ゲームもできたり、

なんでもでき便利になればなるほど、なんのための機械なのか、目的が分かりづらくなったでしょう。

人間も、自分になにかいろいろな付加価値を身につけていった先に、なにか価値あるものが、真理が見えてくるんじゃないかと、

修行をしてみたり、

知識や情報、物や人間関係など、あれもこれも必要だと、かき集めては、

生活や人生そのものを複雑にすることで、

結局、なにが自分にとって、本当に大切なことなのか、

そもそも、自分が生きている目的とか、

どこに向かっていくのか、とか、

そういう大切なことが、混乱してしまうことが、あるんじゃないかと・・・

余計なものは捨てて、シンプルになり、

混乱を取り除いたら、

自分にとって、本当に大切なことは

おのずとみえてくると、おもうんですね

ルカによる福音書10章41節〜
「主(イエス)はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」