冬の空

月曜日から木曜日まで浦和に出張に行っていたので、ブログの更新ができませんでした。

関東はこの時期、寒いと入っても青空が見えるんですけど、日本海側は毎日鉛色なんですよね。

でも、青空がどれほど美しく、神秘的なのかは、冬の間鉛色の空を見続けた人こそが味わえるはず。

今日の、朝ドラの「ごちそうさん」で、娘役の子が、お母さんの料理をいちども美味しいと言わないで育ったのは、おいしいお母さんの料理しか食べたことがなかったから。

あるとき外の店で食べたアイスがまずくて、そのまずいアイスをしってはじめてお母さんの作ったものが「おいしい」ってわかったということを言っていて、「なるほどな」と思いましたよ。

鉛色の空がなければ、青空の美しさと神秘を感じ取る感性が磨かれない。

ああ、日本海の冬を知ることのありがたさよ。