おとうさんの会とTPP

 土曜日は、浄徳幼稚園や若草幼稚園の元PTA会長さんや現会長さんたちと、懇親の時をいただきました。

みなさんお仕事は公務員だったり、デザイナーだったり、プログラマーだったり、牧師(わたしのこと)だったり。ちょっと庄内ではユニークな仕事の人が多かったですね。

 最後の方でちょっと真面目な話になって、TPPについてもちょっと話題を振ってみたんだけど、意外にも結構賛成の人が多かったんだよね。

農業にかかわっている公務員の方でさえ、「今、米農家は底だ。TPPが起爆剤になって、日本のよいものを海外に輸出できればいい」とTPPに最後の希望を抱いているんですね。

逆をいえば、それほど現在の農業に危機感を感じているということなんだよな。

その方の言葉には、ある意味外圧によってしか変わらないという切迫感やあきらめのようなものも感じたな。

ただ「このままじゃけいない、変わらないと」という動機でやってみるには、あまりにもTPPはバクチだとおもうんだよね。そもそも、日本がそういう戦略で参加を言いだしたわけじゃないし、アメリカの意図は見え見えだし。

 わたしもそんな自分の意見は語らせてもらいましたよ。反論もいただいて、気がついたこともあり、まあおもしろかったです。

 でも、やはり意外だったなぁ、という印象はぬぐえず。