人には神さまにしか埋めることのできない心の穴があいている、ということをパスカルはいいました。
神さましか埋めることのできない心の穴。その穴を、神ではないもので埋めようとすると不安、恐れ、失望につかまります。
往々にして人は善いものによって、穴を埋めようとします。お金とか幸せな家族とか仕事の成功とか人からの評価とか・・・
しかしそれらは神の代わりにはならず、どこまでいっても、空しさや空虚感はなくなりません。
ただその空虚感に直面することを恐れて、忙しさのなかや、様々な刺激によって、ごまかしているものです。
変わることのない天の父の愛に信頼し、祈り、礼拝することだけが、心の深い穴を満たしてあまりある恵みを注ぐのです。
「祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に、イエスは立ち上がって大声で言われた。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」ヨハネによる福音書7章37節〜38節
