感謝

shuichifujii2011-09-23

常磐台教会の伝道演奏旅行が終わって、しみじみ3日間を振り返ってみます。伝道演奏旅行は、17日山形教会での夕べのコンサートから始まりました。その日の朝、東京をバスで出発し、長旅のあとのコンサートとは思えないような力強い賛美の歌声に感動。皆さんと久しぶりの再会の喜びも合間って幸せ一杯でした。

コンサートが終わって山形から酒田まで、バスで2時間近くかけて移動。ホテルに辿りついたときは10時を過ぎていたのではないかと思います。

次の日の日曜日は、酒田の私たちの教会に来る方々と、もう一度山形教会にいって、礼拝を捧げる組みに別れての行動。

私たちの教会の建物では、40人全員をお招きすることができないので、そういう形になりました。再度山形の往復をしてくださった方々は本当にお疲れだったと思います。ですが、山形教会の方々とのお交わりのときが、とても恵まれたと聞き、主に感謝しています。

酒田のぞみキリスト教会には、16人のメンバーが来てくださいました。そのうち3人はこどもたち。そして、美香と嗣音と、その日はじめて礼拝にきてくれた、英語教室に来ているこどもたち二人と、こども聖歌隊を作って賛美。

こどもたちの賛美は、本当に礼拝に輝きを与えてくれます。そこにいた全員の顔が笑顔で一杯でした。

聖歌隊の女性特別編成の美しい賛美。証の数々。本当に豊かな礼拝を捧げさせていただきました。「この日のために、一年前から祈ってきました」と言われたFさんの言葉に、改めてこのひとときを共にできる喜びと恵みに感謝。

クリスチャンにとって礼拝は手段ではなくて目的。伝道も奉仕も、すべては、この礼拝体験を共にし、他では決して味わうことのできない霊的な喜びを分かち合い、主をたたえることにあることを、改めて実感。

礼拝後は、わたしたちの教会のメンバーとなったHさんの手作りの韓国のり巻きキンポップ。30人分を一人で作ってくださいました。感謝。

昼食のあとは、私たち家族が酒田に来てからの5年間をスライドで分かち合い、賛美をして、次のプログラムに。

二ヶ所の老人施設で賛美の奉仕。後半は、山形から帰ってきた聖歌隊のメンバーと合流して。

それにしても、ハードなスケジュールですね。これを書きながら改めて感じています。

施設訪問が終わり、夕食までの少しの時間、わたしたちの教会にまだ来ていない、山形にいった組の方々のために、教会によっていただきました。記念撮影をして、山居倉庫に移動してお土産を買い、夕食会場に。

そして最終日は公益文科大学のホールで、コンサート。
酒田にある5つの教会が協力して準備を重ねてきたコンサートには、400人近くの入場者が与えられ、500人収容のホールはほぼ満席になりました。感謝。


すべてのプログラムが守られ祝福されたことを感謝しています。


実は、去年、この伝道演奏旅行の話があったとき、正直、大変なことになったなぁ、と思っていました。数人の方がこられて、私たちの教会で証や賛美をしていただくことなら、イメージできましたが、小さな教会に、40人の方々がこられると言うことは、物理的に無理であり、せっかく来ていただいても、ご奉仕していただく場を作ることができるか不安があったわけです。

結果的には、超過密スケジュールでご奉仕していただけるほど、様々な働きの場が与えられました。

それは酒田に来て5年たち、地元の教会の方々との協力関係、信頼関係があってのことでした。逆を言えば、聖歌隊の伝道旅行を受け入れるために5年の月日が必要だったと思っています。今回の伝道旅行は、まさに神様の時だったのでしょう。

一人ではできなくても、互いに繋がることで、不可能が可能になることを、また。体験させていただきました。

これを書きながら、5年前に天に召された民家先生のことを、思い起こします。病床を訪ね、私たち家族が酒田にいくことを伝えたとき、もう、話すことはお出来にならなかったのですが、涙を流されたそのお顔が思い起こされます。あのとき、終ってしまっても仕方がなかった酒田の伝道。

しかし、あれから5年経ち、民家先生が協力牧師をしていたこともある常盤台教会の伝道演奏旅行が、酒田で行われることになるとは・・・。人間の思いや計画を遥かにこえた、主のみ業に、ただただ感謝するばかりです。


常盤台教会の皆様。ありがとうございました。
山形教会、酒田の緒教会の皆様、ありがとうございました。

そして、これからも、祈りにおいて繋がっていけますように。

わたしたちを、繋げてくださる、主の恵みに、これからも期待しつつ。