のぞみ教会の仲間に

26日の週報巻頭言から
「祝、入会式」
 今日の礼拝のなかで、Hさんの入会式をいたします。今までは、酒田のぞみキリスト教会の教会員は、藤井夫妻、美香、嗣音の4人でしたので、本間さんが加わり5人のメンバーとなりました。感謝。

 もちろん、のぞみ教会の教会員も、そうでなくても、イエスさまを信じるすべての人は、目に見えない一つの教会のメンバー、神の家族です。天国には一つの教会しかありません。イエスさまを信じる人は、すでに一人残らず目に見えない一つの教会の仲間、家族です。

 しかし、人間には目に見えない「心」と、目に見える「体」があるように、目に見えない教会の働きは、目に見える地域の教会を通して表わされます。ですから地域の教会に所属することは生き生きとしたクリスチャン生活には欠かせません。

 教会員になるということは、なにか特別の権利を得るとか、自分が得をすることではありません。反対に、自分を神さまの働きのために捧げることです。そして、イエスさまがへりくだって弟子の足を洗ってくださったように、互いに仕えあう仲間、家族に加えられることです。

 最近、「無縁社会」という言葉が聞かれるようになりました。自分の得になること、楽しみを追い求めるばかりで、他の人とのかかわりを避ける個人主義的な生き方は今行き詰っています。

 それゆえに、人と人との「つながり」の必要性をだれもが叫んでいます。人は一人だけで生きるなら、自分を見失ってしまいます。人と人とのつながりの中でこそ、本当の自分を見出し、神につくられた自分らしく活かされていくのです。
 のぞみ教会において、神さまと人とがつなげられていく喜び、一人一人が活き活きとされていく、神の国の喜びが広がっていくことを信じ願っています。
 今日の入会式は、その一つの出来事です。共に祝いましょう。