憐れみはどこに

 9.11を前に、アメリカでコーランを焼却するとかしないとか、そういうことを言っている教会があるというニュースが。なぜ教会が、敵意などあらわすのでしょう。


 ああ、教会は「イエスさまだったらどうするか」聖書に聴いて行っていく群れのはずなのに。なにか勘違いしている・・・


 イエスさまは「剣をさやにおさめなさい。剣をもつ者は剣によって滅びる」と言われたのに・・・


 神さまに憐れまれ、赦していただいたことを知っているのがクリスチャンのはずなのに・・・。


 なぜその憐れみを示さないで、敵意をしめすのでしょう。


 イエスさまは当時、異教徒であり、支配者であったローマ帝国に敵意などしめしませんでした。 かえって、ユダヤの人々に、(ローマの兵隊に)「右の頬をうたれたら、左の頬も向けなさい」とさえいわれ、最後にはご自分自らローマの兵隊の手にかかり、十字架の上にいのちを捨てられたのでした。


 この憐れみはいったどこに


 「憐れみ深い人々は幸いである。その人たちは憐れみを受ける」(マタイ5章7節)