日々、神の言葉に満たされ

「人から出るもの、これが、人を汚すのです。」(マルコ7:20)

 これは、キリストの言葉です。

 具体的には、

 悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさ。

 と聖書のなかで語られています。正直に自分の心の中を見つめる人は、こういうドロドロしたものがあることを知っているでしょう。

 人は、心の思いとは違う態度をすることができます。しかし上手に表面を繕っても、心がドロドロしたもので満たされていれば、自分でも気づかぬうちに表に出てきます。

 放っておけば悪いものが湧き出てくる私たちの心。

 どうすればいいのでしょう。

 どのようにすれば、私たちの心は聖く保たれ、前向きな心でいられるのでしょう。

 それは、自分の思いや考え、自分のうちから出るものではなく、神のことば(聖書)で心を満たすことこそ、秘訣です。

 聖書を通して、神のことばに日々ふれる。神の言葉を心に植え付けるとき、植え付けられた聖書のことばが、私たちの態度、つくりだす空気を変えていくでしょう。

 また、聖書は、自分のうちを常に点検し、調べなさいと言っています。

 昨日はよくても今日もよいとは限らないからです。

 ごみは毎日捨てなければにおいを放ちます。毎日私たちのうちから悪いものを追い出すためにも、今日も神のことばに触れたいものです。


 力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。
 いのちの泉はこれからわく。
 (箴言4:23)