神の招きの不思議 第32回聖書を読む会

 今日は「聖書を読む会」がありました。酒田から初めて2名の方が参加してくださいました。

 お一人は、大学の寮に住んでおられる学生さんです。金曜日に寮のポストに入っていたチラシをみて、やってきてくださったのでした。
 実はここ数日、毎日チラシを近隣に配っていたのです。しかし、今回は、大学の寮に入れるつもりは全くありませんでした。

 ところが配っていて、チラシが残り少なくなってきたとき、ふと、「寮にいれないと」、というインスピレーションが思いの中に与えられました。しかし、冷静に考えてみると、今回のチラシの裏面には、子育てについて書いていたのです。「この内容じゃ大学生には興味ないよな。やめておこう」と思い、ちょっとだけ残ったチラシをもって、「もう終わりにしよう」といったん教会に戻ってきました。ところが、なにか心に引っかかっています。結局、その少し残ったチラシを手に、大学の寮まで車を走らせ、何部か入れてきたのでした。そして今回、その最後に入れたチラシをみて、初めて集会に来てくださったのでした。


 人と人の出会いは本当に不思議です。人間がどうにかできるものではないとつくづく思います。ましてや神との出会いはまさにそうだと思わされます。

 今、こうして教会に神を礼拝しに集っている。これは、実に神の不思議なる「招き」であり、「奇跡」以外の何物でもないことにあらためて気づかせられているのです。


「すると、ペトロは彼らに言った。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」使徒2:39)