「のぞみ」16号発行

shuichifujii2009-08-12


8月の聖書を読む会のチラシの裏に載せる、「のぞみ」16号から


 麻薬所持で、あるイケメン俳優が逮捕されたかと思ったら、近辺の女性が謎の死を遂げていたり、主人の覚醒剤所持にショックを受けて失踪したかと心配されていた人気女優が一転、覚醒剤所持の疑いで逮捕されたり・・・テレビのワイドショーが飛びつきそうな話題が巷には溢れています。


 大麻の不法栽培や所持では有名大学生たちも次々と逮捕されるなど、最近では、麻薬や覚醒剤オレオレ詐欺などの詐欺事件や暴力や殺人の話題など、一昔前までは報道されることはあっても、庶民の生活とはかけ離れた場所での事件のように思われていたものが、いきなり私たちの身近なところで起こるようになってきたように感じています。


 どれほど科学が進歩し、社会が発展しているように見えても、人間自体はなにも変わっていないようです。それどころか、世の中が便利になり、生活が快適になればなるほど、昔よりも、罪を犯すことが容易になってきたのではないでしょうか?


 大切なのは、やはり、わたしたちの「心」です。心の内側が、悪いものから守られる生き方をすることにまさる価値あるものはありません。


聖書のなかで、イエスキリストは
「心の清い人々は、幸いである」といわれました。


しかし、日々のわたしたちの心の中の覗いてみれば、「いらいら」「怒り」「ねたみ」「怠惰」「いじわる」というような心があったりします。そのような心を取り除こうといくら頑張ってみても、また、どこからか悪い思いが湧いてきます。いったいどうしたらいいのでしょう?


 コップのなかの汚れた水をきれいな水にするためには、水の汚れを取り除こうとするよりも、コップの中に外からきれいな水を沢山注ぎ込めば、いつかは水はきれいになりますね。
 同じように、悪い心を取り除こうとするよりも、清い言葉を沢山心に取り入れてあげるのが一番です。

 ぜひ、清い神さまの言葉である聖書を読んで、幸いな人になりませんか。