14日の週報巻頭言から

shuichifujii2009-06-19


「孤独」


聖書 「・・・わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」 

 わたしたち家族が東京から酒田に来て、2年と9ヶ月たちました。
 酒田の人々に、イエスさまの愛をお伝えしたい。酒田に新しい教会を立てたいという祈りと願いを持ち続けながら、今日まで歩んでいます。


 酒田に来て、人の温かさを強く感じるようになりました。なぜなら、それは酒田にきたことで味わったさびしさ、「孤独」によって、他人のささやかな好意を、この上もなくありがたく感じる感謝の心を持つ事ができたからです。


 「孤独」と「孤立」は字は似通っていますが、意味は違います。「孤立」は自分から人との関わりを断つ事です。しかし、「孤独」とは、人との関わりの中でこそ、感じるさびしさです。


 「孤立」することは、愛を拒絶することですが、「孤独」を感じることは、愛するためにああります。自分が今、味わっている「孤独」をごまかさず、そこから上を見上げ、「わたしは、世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」と約束された主イエスの愛を思うのです。

この神の愛によって、お互い孤独な者同士。互いに許しあい、支えあい、ほほえみあって生きていきましょう。