このところ、だいぶ寒くなってきました。今日は、説教の準備やらチラシ配り。一時間も配ると体が温かくなります。人間の体は、冷えると病気になりやすいですから、よい健康法です。ついでに、東北地方の人が塩辛いものを好むのは、塩は体を温めるのだからだそうです。寒い時期は、ちゃんと塩分は取ったほうがいいのですね。
塩といえば、こんな聖書の言葉がありました。
「塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。」（マルコ9章50節）
聖書の時代においては塩の精製法はまだ発達しておらず、塩として用いられていたものは、実際には塩と砂の混合物だったそうです。もし塩よりも砂のほうが多く混じっているなら、それには塩気が余りなく、役に立ちませんでした。そんな背景から語られたイエスさまの言葉です。
心を温める神の愛に満たされて、塩味のきいた味のある人生を歩んでいきたいものですね。
