ある人から電話。試練の中におられる男性。先の見えない不安を感じておられる。お話を聞かせていただいて、お祈り。
自分自身も去年の冬は、先の見えない不安を強く感じていました。祈りも、言葉にならず、ただ涙をながしてうめくような時期がありました。しかし、日々、祈り続けました。
夏になって、主は、「聖書を読む会」に新しい方を送ってくださり、教会の礼拝にも出席してくださる方を与えてくださいました。
振り返ってみれば、先が見えない不安の中で、自分に残されていたのは祈ることだけでした。いや、唯一、祈りが、自分のなかに残されていたのでした。
祈りをやめないこと。祈り続けること。これがやがて希望へといたるための、唯一の道なのです。
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。
そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(新約聖書 エフェソの信徒への手紙4章6節〜7節)