帰るところ

 夕食の後、子どもたちにパジャマを着させて、今日はお祈り会。
 最近、木曜日のお祈り会は、妻が子どもたちに聖書のお話しをします。
 このところ、マタイの福音書を順番に読んでいて、今日は8章の18節から。


 「狐には穴があるし、空の鳥には巣があるけれども、イエスさまは、神様のお話をするためにずっと旅にでて、お家に帰れなかったんだよ。そしてイエスさまはお弟子さんに、わたしに従ってきなさいっていいました。」
 「従ってきなさいって なぁに」
 「ついてきなさいってこと」
 「ふーん」
 「パパもママも、イエスさまについてきて、酒田に来たんだよ・・・」


 今日は、東京にいる、妻の父の誕生日。お祈り会の後、子どもたちは、長距離電話でおめでとうのメッセージ。


 そういえば、以前はよく、東京に帰りたいよーと言っていた嗣音ですが、このところ、まったく言わなくなりました。幼心にも、もう東京は帰る場所ではなくなったことが、わかってきたのでしょう。