Oさん来酒

shuichifujii2007-07-20

 東京からOさん親子が酒田にこられました。明日の「聖書を読む会」で証をしてくださる予定。今日は、酒田市内のいくつかの教会をご案内しました。一番古い歴史と会堂をもつ教団の酒田教会とチャーチオブゴッドの酒田キリスト教会。Oさんは教会音楽がご専門なので、酒田キリスト教会にあるパイプオルガンにご興味をもたれたご様子。小型ながら本物のパイプをもつこのパイプオルガンは、庄内の職人の手作り。しかも、先方の方から、教会においてほしいと話があり、市民の協力で設置することになったとのこと。まさに神様からのプレゼントのパイプオルガンに座って、Oさんが弾いた「いつくしみ深き」は何とも重厚な響きでした。


 酒田キリスト教会の高橋先生御夫妻といろいろお話しするなかで、奥さまが、「鶴岡のチャーチオブゴッドの教会も、昔、小さな借家のようなところでしていたけれども、ある方が鶴岡の教会をまわられた末に、一番大変そうなところだからと、その教会に120坪の土地を捧げたのよ。きっと藤井先生の所も神様の奇跡があるわ」といわれ、高橋先生も「そこの牧師先生は、もうだめだ、やめたいとなんどもわたしのところに言ってこられたのだけれども、ある時吹っ切れて頑張ろうと思った矢先の出来事だったんですよ」と言われます。私が、「その先生が何年目の出来事なんですか」と聞くと「10年だったね」と先生。「じゃあ、私たちはあと9年ですね」とみんなで笑いました。


 アブラハムは75歳のときに神様から子どもが与えられると約束を頂いて、約束の子イサクが生まれたのは、100歳の時でしたから、まだ10年なら、みじかいのかもしれませんね。信仰とは忍耐なんですね。