のぞみ6号

shuichifujii2007-06-26


 そろそろ7月の「聖書を読む会」のチラシを作りますが、裏面は「のぞみ」の6号とします。

こんな内容にしてみようかと思っています。


「儲かる」生き方

 内村鑑三という社会思想家がビジネス成功の秘訣をこんなふうに書いています。

1.自己にたよるべし、他人にたよるべからず。
2.本(もと)を固くすべし、さらば事業はおのずから発展すべし。
3.急ぐべからず。自動車のごときもスピード厳禁。
4.成功本意の米国主義にならうべからず。誠実本意の日本式にのっとるべし。
5.浪費は罪悪なると知るべし。
6.よく天命に聞いて行うべし、自らで欲すべからず。
7.雇い人は兄弟と思うべし、客人は家族として扱うべし。
8.誠実によりて得たる信用は最大の財産なりと知るべし。
9.清潔、整頓、堅実を旨とすべし。
10.人もし全世界を得るとも、その霊魂をうしなわば、何んの益あらんや。人生の目的は、金銭を得るにあらず。品性を完成するにあり。

 最近、食品加工卸会社ミートホープが、「儲ける」ために偽装の数々を行っていたことが発覚して、大問題となりましたね。
 「儲ける」ことと「儲かる」ことは、「け」と「か」の一字違いです。しかし、そこには天地の隔たりがあるようです。「儲かる」人とは、たとえ人が見ていないときでも、神様を意識して誠実に日々なすべきことを行う人々なのでしょうね。

イエス・キリストの言葉
「人は、たとい全世界を手に入れても、永遠の命を失ってしまったら、何の得がありましょう。」

(中野先生の本から一部引用)