笑い飛ばせ

中川健一さんのメールマガジンを読んでいて、おもしろかったので引用します。

「最近の調査では、イスラエル国民の78%が現イスラエル政府に対する不満を表明しています。これは、かつてなかったほどの高率です。イスラエル人にとっては深刻な状態が来ているわけですが、彼らはその状況を逆手に取って、「自分を笑い飛ばす」ことを実践しています。
 今イスラエルで一番人気のあるテレビ番組は、「ワンダフル・カントリー」という風刺番組です。この番組は、毎週金曜日の夜、お堅いニュース番組の後に放送されています。内容は、8人のコメディアンが出てきて、時事問題をネタに笑いを取るというものです。ネタになるのは、オルメルト首相、カツァブ大統領、ハルツ前国防軍参謀総長シモン・ペレスなどです。また、パレスチナハマス幹部でさえも笑いのネタにされてしまいます。イスラエルの家庭では、安息日の食後のひとときを、この番組を見て過ごすのが娯楽の一つになっているようです。45分のこの番組は、次の言葉で締めくくられます。
 「ここ以外に私たちの国はない。なんと『すばらしい国』だろうか、私たちの国は。平安な安息日を!」

 私たちも試練に遭った時、その状況を笑い飛ばす能力が必要です。自分に向かってこう叫ぼうではありませんか。
 「私の人生には、確かに問題がある。しかし、これ以外に私の人生はない。なんと『すばらしい人生』だろうか、私の人生は。我が魂よ、主にある安息を受け取れ!」


アーメン。
どうせ泣いても笑っても大変なら、笑いましょう。
お金もかからないしね。