音楽の力

shuichifujii2006-09-13

 昨日から、妻の母が東京からこちらに来ています。孫達にも会えて、伝道所の様子にもほっとしておられる様子。昨日は近くの温泉と、有名な平田牧場直送のトンカツ屋にお連れしました。また、月曜日にADSLが開通したので、実家に残っている父と、「スカイプ」という無料通信テレビ電話を試みてみました。パソコンの画面に東京の父が映ると、こちらでは歓声が。便利な時代ですね。礼拝の実況も出来そうです。

 伝道所の窓から外に向って、小さな音で常時CDで讃美歌を流すようにしています。伝道所に近づくと聞こえる程度なので近所迷惑にはならないと思いますが、伝道所の前を通る人、郵便や宅配で訪れる人に、いつも讃美歌が聞こえるようにしたいのです。
 私が常盤台にいたとき、自宅の近くに出来たある新しい店は、一日中その店の宣伝音楽を流していました。毎日その店のまえを通り、自宅に戻ると、いつのまにか、その音楽を口ずさんでいる自分がいてハッとすることがありました。子どもたちさえも、家でその宣伝歌を歌っていたことがあります。世俗の人々は音楽の効果を知り、商売のために利用しているのです。ならば、なおのこと、教会は素晴らしい数々の讃美歌という財産を、伝道のために用いたらどうでしょう。教会の内部に入らなければ讃美歌を聴くことができないのももったいない話です。クリスマスには、デパートやパチンコ屋にまでお世話になって大々的にクリスマスキャロルを流して頂いて感謝ですが、しかし、本当はそれは教会がまず率先してすべきなのかもしれません。前を歩くと、いつも讃美歌が聞こえてくる教会というものは、わたしの知る限りではほとんどないですね。おそらく電気代がもったいないのだと思います。

 音楽はその「場」の雰囲気を形造ります。借家の一軒家が少しでも霊的な雰囲気に包まれるように願いつつ、今日もCDのスイッチを入れました。